活動日誌−活動日誌
【11.07.15】立党の精神貫き被災者支援に力尽くす
日本共産党の89年の歩みから 先輩に学ぶ
日本共産党は創立89周年(7月15日)を迎えました。
戦前から侵略戦争に反対を貫いて、平和と民主的な日本の実現に力を尽くしてきました。89年の歩みには、数々の大災害に遭遇し、被災者救援に全力を挙げた活動がありました。
1923年 関東大震災
1931年 冷害・飢饉と侵略戦争
1933年 三陸大津波の救援活動
1948年 戦後復興途上での福井大地震
1959年 伊勢湾台風
1995年 阪神・淡路大地震
2004年 中越地震
2007年 中越沖地震 原発
伊勢湾台風救援・・・「党が希望の灯をともす」と手紙
日本共産党中央委員会幹部会は1959年9月29日「戦後最大の15号台風の災害にあたって被災者支援について訴える」を発表し、犠牲や被害が拡大する危険があることを指摘して直ちに行動に立ちあがることを呼びかけ、災害対策委員会を設けて現地と協力して活動するスタッフと医療班を直ちに送ったのです。
当時発行していた党の機関紙「アカハタ」は連日現地の状況や救援活動、全国的な募金活動の様子を報じました。
59年10月7日付けで「濁流に孤立する10日間 三重県長島町 我が家は水没したが・・・3人の共産党員、連日奮闘」という記事が掲載されました。
10月31付け「アカハタ」には、被災しながら救援活動に全力をあげている党員のひとりである西沢信義さん(当時40歳)は中央委員会に寄せた手紙を紹介しました。
伊勢湾台風の深刻な被害は防災対策の不備を浮き彫りにし、1961年の災害対策基本法制定につながりました。
水の町に共産党の灯 西沢氏の手紙
・・・・党中央のトラックが来てくれたことは生涯忘れないでしょう。
もう党に入って10年になる。しかしこの日くらい「共産党が存在している」
というかんたんな事実に胸をうたれた事はなかった。党は生きている。生きて
いるかぎりどんな中でも泥水の中でも燃やし続ける。人々の心の中に希望の灯
りをともし続ける。東京からこんなところまでよくきてくれた。中央委員会が
すぐそばにいる「おいがんばれよ」と肩を叩いているような感動を私はわす
れない。・・・・
手紙の一部を抜粋しました。詳しくは月刊学習7月号をご覧ください。