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【11.05.15】子ども・子育て新システムの学習会に参加

「新システムってなに?」と題して」

 新日本婦人の会桑名支部主催で学習会が行われましたので参加しました。
講師の三重県保育団体連絡会役員の山中さんは、表情豊かに難しい内容を分かりやすく話してくださいました。
 
 私も保育にかかわってきましたので、新システムになったら、子どもたちがこれでは安心して保育が受けられないのではないか、保護者の方もこれでは、安心して保育所に預けられないのではないかと思います。子育て支援施策が強化されされていますが、子育て新の大本であり拠点である保育所を大きく崩してはならないと強く感じました。

「ゆったりと遊ぶわが子を見て安心でした」と

 先日「保育所に預けていたときにどんなに支えていただいたか忘れていません。先生に抱っこされているわが子をみると落ち着いていてほっとしたものです。」と偶然にあったお母さんから、そんな言葉かけをいただきました。もう高校生になっているとのことです。0歳で保育所に入所されたのですが、お母さんも初めてのお子さんで、お母さん自身が不安だったと思います。そのお子さんも不安がってよく泣いていました。直接担任ではなかったのですが、長時間保育の当番のときに抱っこしていたことを思い出しました。保育所が安定した場所として保育の提供ができなくてはなりません。子育てしながら就労することを支援していくのですから、不安であってはならないのです。

「保育」がまるで「介護保険制度」と同じか

 保育所の入所が直接契約では公的保育の役割を外すことになり、規制緩和で詰め込みでは保育の現場で最低基準を守ってきたことが崩れてしまいます。保育時間の認定を受けて、保育料が決められることは、子どもの生活を壊すことになります。保育時間で子どもの生活がバラバラでは、公的保育ではありません。子どもの成長、発達をしっかりと保障する場でなくてはなりません。


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