活動日誌−活動日誌

【11.05.09】改良住宅入居公募を3戸分提示

市民の声が行政を動かした

 申込は5月16日・17日とし、5月30日抽選 6月20日ごろ入居可能ということが分かりました。家賃3,000円から5,000円です。
 やっとこさです。何年かかったのでしょうか。

 しかしながら市民の方からの相談で、行政の怠慢で住宅の募集が行われなかったことが募集に至ったのですから、市政を動かすことになったことは大きな成果だと思います。 

入居募集が提示されるが10項目の応募資格基準  高いハードル

 入居募集の基準が10項目ありました。経済的に困窮状況になり、住居を失うという状況になり住むところを探しあっていたにもかかわらず先行審査会もなく公募されす苦痛を訴えておられました。今度は生活困窮者にはこの10項目の規定には当てはまらず、応募資格の要件を満たすことができないことになり、公営住宅は困窮者の救済にはならないことが分かりました。「衣」「食」「住」の最低の保障がどしたら守られるのでしょうか。

行政改革の矛盾

 桑名市は、住宅使用料の収入を歳入として計上できなかったことには誰が責任を取るのでしょうか。損益とはなっていなのです。
 住宅使用料の滞納整理を強化する旨とする内容が行政改革として『行革大綱』(チャレンジ2010)に記載がありながら、住宅提供を怠ってみすみす収入を得られなかったことにはどこにもその対処がないことに疑問を感じました。どこの部署できても的確な答えが得られません。条例の規定が実行されているかどうかのチェックは全くないのです。

改良住宅の入居に関して議会で取り上げました

 合併後(平成16年)に改良住宅の入居に関して審査会を立ち上げるべき条例が制定されてにもかかわらず平成22年3月時点でまだ立ちあげられていませんでした。
 住民の方には「まだだ、まだだ、もう少し待ってほしい」と約2年間も待たせたことになります。
 
 市民の方から「空きがあるのにどうして入居できないのか」とお尋ねがあり、私は 昨年の9月議会で「桑名市長島町小集落改良住宅入居者先行審査会」について取り上げました。詳細は会議録をご覧ください。
 条例を管理する市長としてどう考えるかを質問したところ、市長は「この件に関しては入居希望者の方が表れて、審査会を開催するということになって、しかし、その審査会がなかなか立ち上がっていないという経緯だというふうに思っております。議員のお者る事ももっともでございますが、審査会を立ち上げるについては、いろんなご意見もあってこういった結果が出ているわけでございますので、できるだけ早く、慎重に取り組をしたいというふうに思っております。」という答弁でした。
 同和行政がいつまでも続いていることが問題であると思います。審査会の立ち上げの遅れの原因はあっちを立てればこっちが立たずということに翻弄されて行政が毅然と対処できなかったからです。


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