活動日誌−活動日誌

【11.05.08】浜岡原発停止

原発震災の防止に全力つくせ

浜岡原発だけでない!
世界有数の地震国で津波の被害も多い日本で、海岸部に54基もの原発が集中立地している現状は明らかに異常だ!
 菅直人首相が、近い将来発生が予想される東海地震の震源域のほぼ真ん中にある、中部電力浜岡原子力発電所の運転停止を要請し、中電側も「迅速に検討する」と約束しました。
 東日本大震災で重大な事故を起こし、いまだに収束のめどが立たない東京電力福島第1原発の惨状を見れば、世界でもっとも危険といわれる浜岡原発の運転停止は当然だと思います。原発政策を根本から見直すべきです。

世界でもっとも危険だ! 早くからの指摘を政府はなぜ受け止めないか

  
 福島原発事故のあと、中電は新たに防潮堤の設置など、中長期の対策に着手しており、政府も運転停止はあくまでもその対策が実施されるまでの間だとしています。しかし、たとえ現在中電が計画している防潮堤などができても、予想される地震や津波の被害を完全に防げる保証はありません。運転を停止しても完全に危険がなくならないことも、停止中だった福島原発4号機などの例で明らかです。原発震災の被害を防ぐには、震源域の真ん中に立地するという世界にも異常な浜岡原発を存続させていいのかという根本問題は解決していません。

 かつて自治体学校が静岡で行われたときに、防災の分科会に参加したことがあります。
その時の講師の方が浜岡原発の危険性を指摘されたことが痛烈に印象に残っています。まさにプレートの上に立っていることを図解で説明されました。静岡市の防災センターには津波の危険性を体感する設備があって怖かった記憶があります。

 ことは浜岡原発だけではありません。世界有数の地震国で津波の被害も多い日本で、海岸部に54基もの原発が集中立地している現状は明らかに異常そのものです。
 原発は「多重防護」の対策がとられているから安全だという「安全神話」は完全に崩壊しました。新たな原発震災を繰り返さないためにも、いまこそ政府は安全最優先の原子力政策に転換し、原発からの撤退を決断することが求められます。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
以前の活動日誌はこちらからご覧いただけます
RSSフィード(更新情報)