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【04.04.29】安心して看護したい
家族の切実な声ー介護保険制度で救われない
ある方からの相談
お母さんが、脳出血で倒れて入院して2ヶ月がたち、3カ月しか居れないとするとあと1ヶ月・・・だんだん退院を迫られていると感じるそうです。
先日、飲み込む力がないので胃に直接栄養を注入する手術をされました。自宅に戻って看れるのだろうか。介護度は今までより高くなって、1割負担の額は増えるし、お金さえ出せば受け入れてくれるところがあるかもしれないが、生活費をこれ以上切り詰められないからどうしたらよいかという事でした。介護保険料を払い、利用料を負担し、医療の対象となれば、時期がくれば退院を迫られる。介護保険制度は、家族の不安をかき立てるものだ。紙おむつ代も高くて、全部あわせると年金ではおさまらない。日頃切り詰めて生活していてこの上の負担がのしかかることに大きな不満を感じると怒りを示されました。
小泉政権下でひたむきに生きる国民が苦しめられています。安心して受けられる介護保険制度・医療制度にしなければならないとつくずく思いました。