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【04.03.24】菜種梅雨の季節
催花雨で花を咲かせよ!
卒業の季節・・・私は、保育所で仕事していましたが、子どもたちと卒園式の練習を始めるころ園庭の隅に咲く「沈丁花」の花の香りがこの時期の生活の思いとして残っています。今も庭先でこの香りがすると思い出します。新しく巣立つ時期に雨がよく降ります。菜の花が咲く頃で菜種梅雨とよくいいますが、この雨を別の言い方で「催花雨」と言うそうです。春に咲く花の開花を促す大切な雨という事です。子ども達の育ちにもいえることかなと思いました。
ある子が、合格発表の日や、入学説明会の日にお天気が悪くて不安を示していました。「そんなことないよ。花が咲くために必要な雨だよ。」こんなメッセージをとどけたいなーと思いました。閑散とした世の中、潤いは大人たちにもいるのではないかな・・・